新居浜太鼓祭り(にいはまたいこまつり)は、愛媛県新居浜市を代表する秋祭りで、毎年10月16日〜18日の3日間、金糸銀糸に彩られた40台以上の絢爛豪華な太鼓台(たいこだい)と呼ばれる山車が練り歩き行われる。なお、新居浜人は単に「太鼓」と呼ぶ。
元は神社祭礼の際に御輿のお供をする山車の一種であるが、時代を経る毎に次第に祭りの中心的存在となっていった。どこで発生したものかは判っていないが、瀬戸内海沿岸の都市に同様の祭りがあることから海上交通・貿易や漁業などを通じて各地に拡がり、その土地ごとに様式や運行方法が独自に発達したと考えられている。
新居浜の太鼓台はその中でも特に巨大で絢爛豪華である。これは明治初期以降に別子銅山の近代化・海岸部の工場建設などにより新居浜が経済的にも人材的にも活気づいたことによる。そして太鼓台を運営する地区ごとに他への対抗意識や財力・体力自慢を見せるようになり、巨大化したり金糸刺繍による豪華な幕で飾ったりと華やかなものになった。それに連れてかき夫も数を増していき、現在ではおよそ150人のかき夫によってかかれている。
この新居浜太鼓台は周辺市町村の太鼓台にも影響を与え、隣接する四国中央市(土居地区のみ)や西条市のものはほぼ新居浜と同じものである。また、香川県の西部地域にもほぼ同様の太鼓台がある。太鼓台を新調した際に数十年使用した旧太鼓台が他地域や他都市に譲られることで、その地域の太鼓台が新居浜型へと変化していく現象も見受けられる。
新居浜太鼓祭りは四国三大祭りにも数えられており、毎年数十万人の観客で賑わう。新居浜市最大の観光資源ともいえ、また「動き」、躍動感があり、見る人に感動を与える。このため、観光資源としてもっと見せる工夫をしよう、マナーを改善しようとする動きは、既に二十年以上前からある。例えば、開催日に関しても開催日固定では平日だと市外からの観客には不便なことから、土日を含んだ開催に変更できないかという議論がある。
しかし、どこの祭りにもあるように、自分たちの楽しむものと考える向きも根強い。それが一部の「喧嘩(鉢合わせ)は祭りの華」という考えにも結びついている。今日の、観光化してしまった祭りに対する批判もあるが、全体としては更なる観光イベントとしての開発へと流れている。
また各地の祭りやイベントにも出張参加しておりPRに余念がない。1970年(昭和45年)に大阪府で開催された「日本万国博覧会EXPO70」に出場したのを皮切りに、国内外を問わず派遣を行っている。 ※こちらの内容はウィキペディアによるもので、当社は一切の責任を負いかねます。 |